スマホを学習の「武器」に変えた小学生
こんにちは、小島学習塾です。
先日、ちょっと感動する場面に出会いました。
自習に来ていた小学5年生の生徒が、スマホを使いながら自主ノートに演習問題を解いていたのです。
「スマホに保護者の方から連絡でもきたのかな?」と思い、声を掛けると、
なんと、ネット上の無料プリントを探して、その問題を自主ノートに書き写し、自分で演習をしているとのこと。
さらに間違えたところは、再度調べ直して、自分で解き直していました。
これまで小学生の中で、ここまで主体的にスマホを活用して学習している姿を見たのは初めてかもしれません。
「道具は使い方次第」
世間では「スマホ=悪者」とされがちです。
たしかに、使い方を間違えれば、時間を浪費してしまうこともあるでしょう。
しかし、正しく使えば、スマホは最高の学習ツールになります。
- わからないことをすぐ調べる
- 無料の学習プリントを探す
- 自分のペースで進める
- 間違い直しも自主的にできる
まさに今の子どもたちは「情報活用能力」というこれからの時代に欠かせないスキルを自然に身につけ始めています。
これからの学習に必要なのは「使いこなす力」
私たち大人が「スマホを取り上げる」のではなく、
「どうやって学びに活かすのか」を教えることこそ、これからの教育に必要なのだと改めて感じました。
今回の5年生の姿に、私自身も大きな刺激をもらいました。
これからも、子どもたちの自主性を育てる環境を整えていきたいと思います。
保護者の関わり方が、子どもの学びを変える
今回の生徒さんの話を聞くと、スマホをただ自由に使わせていたわけではなく、ご家庭でしっかりと工夫されていたことがわかりました。
たとえば…
- 利用時間に制限をかけている
- アプリのダウンロードには親の許可が必要な設定にしている
- 「勉強に使うならOK」という明確なルールを家庭内で共有している
このように、「完全に自由にさせる」でも「完全に禁止する」でもなく、家庭で適切なルールを整えたうえで、子どもが自分で考えて使う機会を与えているのです。
こうした環境が、子どもの「学びの姿勢」を育てているのだと感じました。
スマホを“学びの味方”にするために、保護者ができること5選
1.時間帯と用途のルールを決める
→ 例:「夜は使わない」「調べ学習だけはOK」など
2.アプリの選定やダウンロードは親が関与
→ 勝手に変なゲームを入れられないようにする&一緒に勉強アプリを探す楽しさも
3.“何に使ったか”を話す時間をつくる
→ スマホ使用を「家庭の会話のきっかけ」に
4.アウトプット用ノート(まとめ・調べたこと)を持たせる
→ 見える形に残すことで、保護者も安心&成長が実感できる
5.大人もスマホを上手に使って見せる
→ 親がニュースを調べたり、学び系アプリを使ったりする姿は、最高の手本
スマホのある時代に育つ子どもたちにとって、「ただ制限する」だけではもったいない。
ルールと信頼をベースに、子どもに選ばせる。
それが、学びを深める一番の近道かもしれません。
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